「音の語らい」は、1986年に難病で車椅子生活をしていた音楽好きの息子のために地元でよい音楽を聞く会として始めました。

息子「剛」は、大学のグリークラブでバリトンをしていました。

息子は、1991年に24歳の若さで他界しましたが、彼の気持ちを思い音楽会を継続してきました。

この「音の語らい」は、皆様からの当日の会費とボランティアの方々の協力で運営しています。そして、音楽を身近で気軽に楽しむことと、人々の豊かな心の交流を目的としています。

ふと気がつけば「音の語らい」を始めて今年で22年の歳月が流れ、今回で70回目のコンサートを開催することが出来ました。これもひとえに皆様の暖かい豊かな心とご理解・ご協力に支えられ、多くの方々に背中を押していただいたからだと感謝しています。
これからも皆で楽しめるよい音楽を聴く会として「音の語らい」を地道に続けて行きたいと思います。
(わたなべ まさなお&のりこ)

更新日 2009年2月6日