ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調op.31

ショパンのピアノ曲には抒情的なものと物語的なものに分類できるといわれています。
抒情的な物の代表としては(マズルカ・ノクターン)などがありますが今回演奏されるスケルツォはバラードとともに物語的な曲です。
スケルツォは3拍子で書かれています。これが唯一の外形的な特徴とといえるでしょう。
スケルツォは全篇を通じてほとんどが2小節で1楽句を作るため、やはり2拍子の強烈な推進力を内包しています。
今回のコンサートではどのような物語が展開するかが楽しみです。
                                                        (MacK)

2009.8.16